システムソフトウェアの新版(システム 13.1)をリリースしました。
リリース履歴

変更内容

  • システムメニューを日本語化し、操作性を改善しました。
  • 端末複製機能を追加しました。
  • 本体に内蔵するファームウェア一式をPACファイルで一括して更新できるようにしました。
  • フォントの種類にLARGE_FONT2を追加しました。
  • EAP/TLSに対応しました。
  • ネイティブAPIライブラリにAPIを追加しました。
    GetFont
    GetLineHeight
    GetOffset
    GetSystemInfo
    IsEachkeyPressed
    IsMultiplekeyPressed
    IsNFCConnect
    LOG_PRINTF_T
    ReadNFCTag
    SetLineSpacing
    SetSideKeyCode
    SetUseKeyClick2
    SyncPing
    SysGetWLANApInfoEap
    SysSetWLANApInfoEap
    SysSetWLANClientcert
    SysSetWLANRootcert
    WriteNFCTag
  • 電源制御を改善しました。
  • 標準アプリケーションを改善しました。
    • ファイル送受信の各メニューをOseComm通信に一本化しました。
    • FTPによるファイルの送受信機能を追加しました。
    • 読取条件設定のMenuCode読取において、QRメニューコードによる設定を追加しました。
    • 読取条件設定に設定初期化を追加しました。
    • 設定ファイルにより指定可能な項目を追加しました。
    • その他

システムソフトウェアの各コンポーネントのバージョン

Boot:TH14J08
OS:TH15J13
標準APP:TH16J08
Decoder:BD01J09
WLAN:19.6.1
BT:TD01J05

更新手順

 次の手順でお客様のデバイスのシステムソフトウェアを更新できます。
  1. 次のリンクから新版のzipファイルをPCにダウンロードします。
  2. PCでzipファイルを解凍すると次のファイルが得られます。
    H013001.PAC
    lib.h
    logapi.h
    libSTARTUPOPH5000.a
  3. 本機でUSBファイル転送を起動し、H013001.PACを本機のFlashDiskにコピーします。
  4. 本機でインストールファイル一覧を起動し、コピーしたPACファイルを選択してインストールを行います。
  5. アプリケーションプログラムを新版のシステムソフトウェアに対応させるには、次のファイルをアプリケーションのプロジェクトにコピーし、アプリケーションをビルドします。
    lib.h
    logapi.h
    libSTARTUPOPH5000.a

    (注意)

    • 新版のシステムソフトウェアで追加された関数を使用しない既存のアプリケーションでは、これらの新版のファイルをプロジェクトにコピーしてビルドし直す必要はありません。
    • 新版のシステムソフトウェアで追加された関数を使用するアプリケーションを古いバージョンのシステムのデバイスにインストールして実行すると、その関数が呼び出された時点で次のようなエラーメッセージが表示され、BSキーを押すとデバイスが再起動します。
      
        JUMP EXCEPTION!
        Nr=xxx at xxxxxxxx
      
      

最終更新日:2021/06/03